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【ISEKIZEMI vol.5】介護事業・医療事務受託の大手”ニチイ学館”に入社した私|大矢 実果(2019年卒業)

 
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城西大学経営学部伊関ゼミのOB・OGで、各界で活躍をしている方にこれまでのキャリアや将来の展望をインタビューする「ISEKIZEMI」。
第5回目のゲストは、新卒で介護事業・医療事務受託の大手、ニチイ学館に入社した大矢 実果(おおや みか)さんです。

自身が志望する企業へ入社した大矢さん。
学生時代の話や、入社1年間の出来事についてお伺いしました。

入社1年目を終えて

株式会社ニチイ学館に入社

ーーまず、はじめに今勤めている会社について教えてください!

2019年に新卒で株式会社ニチイ学館※に入社をし、現在2年目の社員です。
ニチイ学館は介護事業・医療事務受託の大手です。介護では在宅・施設まで幅広いラインナップを揃え、介護事業で比較すると大手2社を抑え業界トップの売上高となっています。また、高齢者住宅新聞が実施している高齢者施設居室数ランキングでも業界3位につけています。
その他にも「保育事業」などを展開し、総合生活支援企業として業界をリードしている企業です。
※東証一部上場のニチイ学館は、2020年5月8日、MBOによる自社株式の公開買い付けを実施し株式の非公開化(上場廃止)をすると発表している

ーーニチイ学館ではどんな仕事をしているんですか?

総合職で入社したので、最初の3年間は「現場研修」を行います。
振り分けられる事業部は「医療」「介護」「保育」の3つで、私は「保育」に配属されました。
大学時代に独学で保育資格を取得していて、それを評価されたのが配属の理由です。

ーー同期は何人いますか?

総合職の同期が200人います。
今は現場研修制度で各事業部に1/3ずつ配属をされています。
現場研修制度を経て、優秀な人材が本社配属となり、その他は支社や支店に配属されます。

配属が決まった時は落胆した

ーー現場研修はどうですか?

保育士の資格は持っていますが、実習はしていないので実務レベルでは他の同期に遅れをとっていました。
おむつをかえたり、ミルクをあげたり・・・どれも初めての経験ばかりでした。
この差を埋めるために1年目は必死に努力しました。
先輩の動きをみて学ぶだけではなく、空いている時間は本や動画をみて勉強をしました。
その甲斐あって、1年が終わるころには実務レベルでも同期に追いつけたかと思います。

ーー仕事の評価はどのようにされるのでしょうか?

期間ごとに、直属のOJT・主任・園長・支店長の4人が評価をしてくれます。
評価項目があり、それぞれに点数をつけてもらい、自分の評価が決まります。

ーーもともと保育の事業に興味があったんですか?

伊関ゼミで『過去の経験を振り返って未来の設計図を書く』というワークがありました。
そのワークを通して、もともと保育士になりたかったことを思い出して、大学在学中に資格を取ってみようと思ったんです。

ーー入社動機もそれがきっかで?

いえ、そこは違うんです。
医療分野に興味があって入社し、希望配属も医療事業部にしていました。
なので、保育事業部への配属になった時は・・・あれ!?ってなりましたね。

医療分野に興味を持ったきっかけは伊関先生でした。
先生の紹介で病院経営支援機構(特定非営利活動法人)の方をご紹介していただき、そこでインターンシップをしました。
病院見学をして、実際に病院経営のアドバイスをする姿をみて、”病院経営”というものに強い憧れを持ちました。
その経験を経て、医療の総合商社に絞って就職活動を行い、今の会社に入社をしました。

ーー配属が「保育」だった時は結構落ち込みましたか?

配属後は一瞬落ち込みましたが、気持ちを切り替えて「この事業部で1番とって希望を叶えるぞー」と思って仕事に向き合いました。
逆に、保育資格があったから内定がもらえたのかもしれませんし、多事業展開する企業にとってマルチプレイヤーの需要は高いと思うので、ポジティブに考えています。

分からないことは素直に質問する

ーー同期ですごいな〜と思う人はいますか?

いますね。業界最大手ということもあり、高学歴な同期もたくさんいます。
話すテーマも未来の医療や保育についてなど、はじめは専門的な知識の差を感じました。

ーー話に入るのに苦労しませんでしたか?

私は伊関ゼミのOGですよ!笑
そこはフランクさでカバーしました。
天真爛漫に振る舞いをし、変なプライドを持たずに分からないことは素直に教えてもらうスタンスでやっています。
人間はしゃべりたい生き物なので質問をガンガンして話してもらうようにしています。

“選べること”と”選べないこと”

ーー入社前と入社後のギャップはありましたか?

大きなギャップは、先ほど話した通り医療事業部を志望していたのに保育事業だったということです。
配属希望は8割くらいは通ると言われていたのですごくショックを受けました。
その他だと、急遽人員不足で別の園に移動した時のことです。
しかし、移動後わずか1ヶ月で元の園に戻ることになって・・
社会というのは世の中の変化や経済状況によって、会社や自分も変化していく必要があるということはこの時感じました。
会社や上司の指示(命令)で動くことが当たり前なのが社会。
学生の時は良くも悪くも自分で選択できますからね。そこのギャップはありました。
でも、伊関先生から事前に「荒波はあるよ」と言われていたので覚悟はできていました。

ーー今はどんなやりがいを感じていますか?

「保育」は定量的にあわすのは難しい分野ですが、子どもがなついてくれたりすれば当然嬉しいです。
あとは、自分の提案で園児の数が増加したり、稼働率が上がる施策に繋がったりという経験はとてもやりがいを感じます。

シンクロナイズドスイミング

10年間で培った強靭な身体とメンタル

ーー大矢さんは学生時代どんな人でしたか?

人と違うことで言えば、シンクロナイズドスイミングをやっていたことですかね。
小学校から高校卒業するまで10年間やっていました。
全国大会で4位に入賞したりもして・・

ーーすごいですね!これだけ長い期間やっていると色々な経験ができそうですね。

はい、そうですね。
特に女性社会ならではのチームワークの築き方はシンクロナイズドスイミングをやっていたから学べたことだと思います。

ーー”女性社会ならではのチームワークの築き方”??

はい。女性は何かあるごとに派閥をつくる傾向にあります。
当然そうなってしまうと、競技で勝つことはできません。私は間を取り持つ役割が多かったので、いかにチームが同じ方向にむかえるかというのは意識していました。
実はとてもシンプルで、バチバチしている人は数人にしかいないことが多いんです。
だから、そこに深く入り込んで解決をするのではなく、それ以外の人をいかに巻きこんで競技に専念させるかが重要です。
私は揉め事の当人以外に着目し、競技に専任できるように誘導していきました。
この経験はすごく活かされてますね。
保育園も女性社会なので・・(笑)

ーーよくドラマでみる、先生が不良高校生を説得していくのと同じですね(笑)でもシンクロナイズドスイミングで培ってきたものがすごく伝わりました。

泳ぎ×演技という過酷なスポーツなのですが、10年間やったことで強い身体と心を養うことができたと思います。
スポーツの経験は大事ですね。

一方で勉強はいまいちでした・・・
その分、部活と学校行事は頑張っていました。「学園祭で1番とるぞ〜!」と張り切ってやっていましたね(笑)
能力の優劣は起きてしまうので、どこで自分のバリューが出せるのかは考えながら生きています。

順位が出るものはこだわりたい

ーー大学生活はどうでしたか?

大学に入ってからはちゃんと勉強するようになりました。
成績上位者に権利が与えられる奨学金(GPAスコアを上げること)を目指していて、成績上記5位に入ること+面接を通して決まるのですが、なんとか3年間奨学金をもらうことができました。
奨学金が欲しいというのもありましたが、順位が出ることはこだわりたいという思いがあって頑張りました。
勝負へのこだわりはシンクロの影響があるのかもしれません。

伊関ゼミ

あれ、全然イメージと違う・・・

ーー伊関ゼミに入ったのは2年生の時ですよね?

はい、そうです。
「少し厳しいけど、自分を高めることができる」ということを周りの男子学生から聞いて、友達を誘って入りました。
私の年代は女子学生が4人いましたね。伊関ゼミにしては多い?のかな。

ーー入った当時の印象はどうですか?
伊関先生に対するギャップがすごいありました。
大人数の講義だと少し強面な印象があったのですが、ゼミの時は全く違うので驚きましたね。
むしろすごく優しくて、配慮・気遣いしてくれる先生なんだなと思いました。
女子学生に対しても”女子だから”とか”女子学生”などの言葉は一切使わずに、平等に接してくれて・・
これは女子学生にとってすごく嬉しいことです。
一方で、平等だけど女子学生にはちょっぴり優しさというか配慮というのがあって、うまく伝えられませんが本当に大好きな先生でした。

ーーこれは先生喜ぶだろうな〜(爆笑)ゼミで学んだことも教えてもらえますか?

1番大きいのは”人前で話せるようになった”ことです。
伊関ゼミに入るまでは、初対面の人と話ができない、新しい友達をつくるのも苦手という傾向がありましたが、ゼミでのグループワークをする中で多くの人と話せるようになり、相手のことを聞くこと、知ることに興味が持てるようになりました。
これはすごく大きく成長した部分です。
今、職場で恐れずに質問ができるのもこの過程があったからです。
仕事では質問ができるかどうかで立場も状況も大きく変わります。
みんな躊躇してしまうんですよね。伊関ゼミは躊躇する雰囲気が一切ないですから。そこは大きな学びでした。

ーー2年生で入った時と、4年生卒業時と比較した時、自身の成長にどんな変化がありましたか?

気が大きくなったと思います。
最後は先生もいじれるくらいになったので・・
そう言えるくらい誰とでもコミュニケーションがとれるようになりました。
これも一緒に過ごしたゼミの仲間の影響が大きいと思います。本当に尊敬できる仲間が多かったです。

城西大学生が気がついていない”アドバンテージ”

ーー就職活動についても教えてください!

3年生でインターンシップに50社くらい行きました。
最終的には、医療の総合商社に絞ろうと思っていたので、本エントリーは5社だけです。上から5社。
強気ですよね。自信に溢れていたのだと思います。
ただ、50社もインターンシップに行くと意識しなくても自信はついてきます。
エントリーシートを振り返っても自信が現れているなと感じます。読み返すとちょっと恥ずかしい(笑)

ーーなぜ50社ものインターンシップに参加したんですか?

それはアドバンテージを縮めるためです。
就活には”学歴”という大きなアドバンテージがあります。
城西大学と東京大学の生徒が同時期に就活を始めたら?
勝率が限りなく低くなると思います。
一方で、1年はやく就活疑似体験をしていたら?
先生がインターンシップに行きなさいというのはそういう狙いがあるのだと思っています。
また、伊関ゼミは就職活動に対する意識が高い。これも極めて重要なことです。
仮に単独でやっていたら50社も行けなかったと思います。一体感や環境というのは行動変容の上でとても大切だなと実感しています。

ーー先輩として、現役学生、特に1、2年生に伝えたいことはありますか?

これは個人の思いなのですが、伊関ゼミに多くの女子学生が入って欲しいです。
女子学生の皆さんは、比較されるのが辛いという人も多いと思います。
実は、伊関ゼミは出来高重視ではないんですよ。
人と比べることはせず、自身を高める場所だということ、そこを伝えたいと思います。
先生とのコミュニケーションも頻繁にとることができますし、色々相談もできたりもするので本当におすすめです。

情けは人の為ならず

人を大切にすれば、自分も大切にされる

ーー大矢さんが大切にしている格言などはありますか?

「情けは人の為ならず。」という言葉です。
人に対して情けや思いを掛けておけば,巡り巡って自分に返ってくると思います。
一人で何かしようとしたり、情報や経験を独占するのではなく、誰かと一緒になにかをする。
自分からGIVEしていく。これが大切だと思います。
就活の時も自分が経験した情報は積極的にみんなにシェアをしました。そうしたことでチームに活力が生まれ、結果として自分にとってもプラスになりました。

ーー素晴らしい心がけですね。

中長期の目標は「保育園の設立」

ーー今後のキャリア展開はどのように考えていますか?

3年間は現場研修なので、まずはここで結果を出すことです。
そして、4年目は本社に戻って、次の昇格ステップである主任になりたいです。
主任になると、「保育」であれば保育園の設立に携わたったり、保育資格の講座などもやっているので、独学で保育資格を取得した自分の経験も活かせると思っています。
一方で「医療」のチャンスがきたらチャレンジをしたいなと思っています。
若いうちはとにかく経験!幅広く色々なことをやってみたいです。
最終的には経営戦略部を目指しています。そのためには複数事業の経験も必要だと思います。

ーーでは、最後に夢(目標)を教えてください!

保育事業部にいるので、保育園を設立するのが今の夢(中長期の目標)です。
そのためには、知識・経験が必要になります。
現場の研修は、机上の空論にならない上で必要なことです。
保育園にとって必要なことは何か?
安全性なのか?教育内容なのか?設備なのか?場所なのか?
これらを現場で感じ取る必要があると思っています。
さらに、保育園設立となればマーケティング視点が欠かせません。
ここに集まるのか?先生は確保できるのか?
まだまだ学ぶことが多いと思いますが、少し先を想像しながら努力することは楽しいことです。とてもワクワクしています。

ーー素敵な目標ですね!大矢さんの挑戦、応援しています!

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